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第3回きまプレ!「コロナ禍の航空・観光業界」を実施しました

「英語学科の誰かが気まぐれに行うランチタイムのプレゼンテーション」、略して「きまプレ!」の第3回を実施しました。

今回は飯田恵子先生が講師で、「コロナ禍の航空・観光業界」というテーマで話しました。飯田恵子先生は、日本航空に勤務する一方、本学でエアライン・ツーリズム関係の授業科目を担当しており、この業界への就職を目指す学生にとっては、とても心強い先生です。

航空・観光業界は、コロナ禍で大打撃を受けました。一時期は採用も止まり、英語学科の学生もとても悔しい思いをしました。その時期のことをぜひ伺いたく、講師をお願いしました。

飯田先生は、航空・観光業界は外的要因に左右されやすい、という話から始めました。観光に関する政策や、空港の拡張などで、訪日する外国人や出国する日本人の数が増加します。2016年「明日の日本を支える観光ビジョン」が策定され、2019年に3188万人が日本を訪れたものの、新型コロナウィルスの感染拡大で、2020年には412万人と激減してしまいます。航空・観光業界が苦境に立たされたことは容易の想像できます。しかし、ホテルが新型コロナウィルス感染軽症者を受け入れたり、航空会社がさまざまな業界に社員を出向させたりして、雇用を守る努力をしていたそうです。

一方で、コロナ禍のためリモートで働くことが珍しくなくなり、毎日出勤したり、勤務先の近くに住んだりする必要がない人も増えました。「コロナ後」には、旅行先で滞在しながらリモートで働く「ワーケーション」という新しい可能性が生まれました。また、観光を軸として地域の活性化を支援することにも力を入れているそうです。

コロナが収まれば、徐々に外国からの訪日客も増えていくことでしょう。英語学科の学生の活躍の場がまた広がると飯田先生はおっしゃいました。学生たちの活躍を願いながら、私たちもますます学生の教育に力を入れようと思います。

 

*これまでのきまプレ!の記事もご覧ください

 

*これまでの飯田先生に関する記事を紹介します