4月15日金曜日に第１回の授業があった授業科目の中から、2年生対象の「グローバルツーリズムⅠ」を紹介します。

この授業は、「観光業界の現状を理解し、自己にふさわしいキャリアを構想しながら、実践的な英語表現を学ぶ」、「航空、ホテル、テーマパークなどの業界で用いられている英語を学び、接客英語を身につける」ことなどを目的とし、文化的な背景を考えながらコミュニケーションを取ることができる力を身に付けるなど、将来のキャリアにもつながる大変役に立つ内容です。

初回の今日は、授業の説明の他、観光業界の現状、とりわけコロナ前後の実態などについてのお話がありました。

担当の飯田恵子先生は、日本航空に籍を置きつつ筑紫女学園大学で教鞭を取っており、客室乗務員としての豊かな経験をもつだけでなく、管理職という責任ある立場に就いています。エアラインやツーリズム関係のキャリアを目指す学生にとっては、望み得る最高の先生と言ってよいでしょう。（先生へのインタビュー記事もご覧ください。その１、その２）

観光業界はコロナ禍に大きな影響を受けて求人も激減し、就職に高い実績をもつ英語学科も大打撃を受けました。それでも飯田先生はエアラインやツーリズムへの就職を希望する学生を励まし、最新の情報を伝えたり、ホスピタリティの気持ちは大事にしたまま、視野を広げて進路を考えるなど、適切なアドバイスを与え続けてきました。

幸い求人は少しずつですが増えており、昨年度の４年生の中には、高い倍率を突破して客室乗務員の夢を叶えた学生もいました。在学生のみなさんも、飯田先生から多くのことを学んで、ぜひ自分の夢を実現させてください。