海外留学レポートReport from Overseas

とても充実しています。

Sep . 2011
カナダに来て早くも約1カ月が過ぎました。カナダの気温はすでに日本の冬と同じくらいです。寒い時は4度くらいに下がり、最近は体調を崩す子がいます。実際私もこの気候に付いていけず、少し風邪気味です。しかし、先生やホストマザーが言うには1月にはもっと気温が下がるそうで、これくらいの気温で体調を崩していては先々が心配です。体調管理には十分気をつけようと思います。
私が住んでいるキングストンは、とても自然が豊かで、たびたび野生のリスやウサギを見かけます。日本ではあまり見ない光景なので、とても新鮮な気持ちになります。ホストハウスの庭に良く現われるのですが、そのたびにホストマザーは私を呼んで、その動物の名前を教えてくれます。彼女はとても親切で、愉快な方でよく分からない英語や発音を教えてくれます。カナダに来た最初の頃は、学校から家に帰るだけで2時間くらいかかることが良くありました。なぜなら、バスの乗り方が全く分からなかったからです。このバスはどこ行きなのか、降りたい時にはどうすれば良いのか、日本と全然違うため、毎日がハプニングの連続でした。そのたびホストマザーに連絡をして迎えにきてもらったりする事がたびたびあり、とても迷惑をかけたと思いましたが、彼女はいつも笑って迎えてくれました。今はだいぶバスの乗り方にも慣れ、2時間どころか40分くらいで帰れるようになりました。
 一方、学校の方はオールイングリッシュと言うルールを誓ってから、自分の言いたいことがなかなか英語で表現できず、もどかしい気持ちでいっぱいでした。一か月経った今でさえまだまだこのもどかしさは消えません。授業が始まってすぐに、自分の国のプレゼンテーションをする機会がありました。その時に自分の英語力の乏しさがとても感じられました。他の国のプレゼンテーションはとてもレベルが高く自分にはもっとスピーキング力が必要だと感じました。また、この学校の留学生には日本人が半分以上います。そんな中、自分の英語力は伸びるのだろうかと悩むこともありました。しかし、くよくよ悩んでいてはただ時間が過ぎるだけです。自分から積極的にホストマザーやクラスメイトに話しかけ、できる限りいろんなことを吸収して悔いのない留学生活を送っていきたいと思います。
私のクラスは12人と言う少人数クラスです。日本人が5人、韓国人が3人、サウジアラビア系が3人、中国人が1人といった様々な国籍を持った留学生が集まっており、たびたび他の国の言葉や文化を教えてもらうことがあるので、とても勉強になるし学校に行くのが毎日楽しみです。私のクラスメイトはとても勉強に対する向上心が高く、授業での発言力にはじめはとても驚いたとともに、私も負けないくらい積極的になろうと、いい刺激を受けます。
学校以外では、放課後にアクティビィティが設けられているので、良く参加しています。クッキングをしたり、映画を見たり、スポーツなどをしています。この機会では、クラスメイト以外の友達ができる良い機会なのでできるだけ参加しています。また、週末にはショッピングに出かけたり、ショートトリップなどでオタワやカナダワンダーランドなどにも行きました。私のカナダでの一か月間の生活はこういった感じで、とても充実していて、一日一日過ぎていくのがとても速く感じます。残りの11カ月、悔いの残らぬよう一日一日を大切していきたいと思います。