海外留学レポートReport from Overseas

マレーシア留学

Feb . 2024

今月は主に、就職面接型のテストと交換留学生の前期終了を祝う卒業式がありました。
就職面接型のテストは、現地の会社情報を調べ、レジュメやオファーレターを自分で作成し、そして先生と面接を行うというものでした。面接で聞かれる内容は、日本の就職面接と似ており、自分の長所と短所について説明し、その会社にどのようにして貢献できるのかを伝えました。個人的に、日本の面接より英語の方がリラックスしてできるのではないかと感じました。理由は、英語には日本語のような複雑な敬語が無い点、直接的な表現が多い点から、頭の中を整理して伝えやすかったため、適切な緊張感の中リラックスしてテストを受けることができました。

卒業式では留学してからの4ヶ月を振り返る映像がありました。その映像を見て、4ヶ月前はお互いに国籍も顔も名前も知らなかったのに、今では友達になり、この4ヶ月留学生同士、お互いを助け合ってきたことを思い出し非常に感動しました。また、ほとんどの留学生は前期のみで帰国するため、めでたい式でしたが寂しさの方が大きかったです。

今月はマレーシアにいるという利点を活かして、タイとベトナムに旅行に行きました。日本から行くより安く、飛行時間が短く行けるので、マレーシア留学に来た交換留学生は頻繁に、近くの国に海外旅行に行っています。
タイでは歴史的な建物を観光し、仏教国を肌で感じました。マレーシアとの違いは、やはり食事でした。仏教国のタイ、イスラム教国のマレーシア、スパイスをよく使っているという点では同じでしたが、マレーシアでは滅多に食べれない豚肉料理があり新鮮でした。
ベトナムは今回旅行に行くのが2回目だったので、昔行った時よりどう変わっているかに注目しようと旅行前から決めていました。大きく変わっていた点は物価が上がっていた点と、地下鉄開通工事が行われていた点です。また、マレーシアとの違いは、食事は勿論のこと、日本語を喋れる人と日本人の多さです。ベトナムのホーチミン1区という場所は、海外出張で滞在している日本人が非常に多い地区です。そのため日本人に出会う機会が多く、また、どのお店の店員さんも英語より日本語を喋れるため、ベトナムでは日本語を使う機会が非常に多かったです。
更に、店員さんは簡単な中国語、韓国語も喋っていたため、私も他の言語を習得しようと思うきっかけになり、ベトナム旅行は良い刺激になりました。