９月に入り、韓国は朝晩の冷え込みを感じるようになりました。去年の今頃は、まだ半袖を着ていましたが、もう長袖やカーディガンを着ています。

前回のレポートで残り一週間で夏休みが終わると書きましたが、その一週間でチンジュ・釜山旅行に行ってきました。今回は、去年筑女に留学生として来ていたキムジナさんにお世話になりました。釜山は旅行で行ったことがあったのですが、チンジュは初めて行く町でした。高速バスでソウルから３時間半ほどかかります。チンジュではジナさんの実家に滞在したのですが、ジナさんのお母様が昼食や夕食を準備してくださいました。韓国の家庭料理は、普段食べる韓国料理とは一味違った美味しさでした。また、近所に住んでいる方たちともお話をしたり、髪を染めてもらったりととてもお世話になりました。チンジュでは、1000ウォン（約100円）の動物園やオシャレなカフェに行きました。そして、最後には海苔やお母様特製の梅ジュースやオミチャをたくさん頂きました。この時に、韓国の方の情の深さを感じました。

次にチンジュから釜山までバスで移動しました。釜山では、韓国のマチュピチュと呼ばれている甘川文化村やドラマや映画のロケ地でも有名な広安里ビーチに行って海を見ながらチキンを食べました。また、釜山名物であるテジクッパやナッコプセも楽しみました。この旅行で普段できない経験ができ、濃い時間を過ごすことができました。

旅行が終わるという事は新学期が始まるという事です。2学期から新しいクラスになるので、どんなメンバーなのかドキドキしていました。いざ授業が始まると、私以外全員中国人でした。正直、この状況には戸惑いました。授業中は韓国語しか聞こえませんが、休み時間になると中国語が教室に飛び交います。しかし、最近は慣れてきたという事もあって休み時間に中国人の友達と会話が弾むようになってきました。最初は飛び交う中国語に戸惑いしかありませんでしたが、この頃は少し中国語を習ったり、日本語を教えたりしています。授業は、前期より難しくなりましたが予習・復習をしっかりとしてテスト前になっても焦らずに対策できるようにしたいと思います。