各学科からのお知らせNews from Departments
日文の学び ** 学習支援 日本漢字能力検定試験 **
日本語・日本文学科では、授業の他にも、学生の自主的な学習を支援する取り組みをしています。
その一つが、学科主催で年1回実施している「日本漢字能力検定」の学内試験(2級・準2級)です。今年度は、6月に実施しました。
その一つが、学科主催で年1回実施している「日本漢字能力検定」の学内試験(2級・準2級)です。今年度は、6月に実施しました。
受験するかどうかは、学生たちの自由です。自主性を尊重しています。
「チャレンジしたい。」「合格したい!」という学生が一人でもいれば、勉強会を行ったり、オリジナルの教材を準備したり、できる限り学習サポートを行うようにしています。(学内試験は、日文学生だけでなく、希望する全学生が対象で、勉強会の参加も可能です。)
「2級」は、すべての常用漢字を理解し、文章の中で適切に使えるレベルです。
新常用漢字改訂後は、難しい漢字が増えましたが、合格した学生たちが「体験記」を書いて、新たに受験する学生たちを応援します。「体験記」には、使用した教材・自分にあった勉強方法の見つけ方・受験の時の心構えなどが記されています。
学生たちの努力のかいあって、合格率は、全国平均を上回っています。
「準2級」は、常用漢字のうち1940字を理解し、文章の中で適切に使えるレベルです。「2級」よりも受験する人は少ないですが、9割近い合格率です。
さらに、難関の「準1級」へのチャレンジを希望する学生には、個別に相談に応じ、指導をしています。
本学科HPの「Close Up」の「3. 就職にも役立つ「漢検」を活用した学習支援」で、「準1級」の合格者の体験談を紹介しています。
在学中に漢字検定の勉強に取り組んだ卒業生からは、次のような報告が届いています。
国語科の教員(高校)として「漢検」の指導を担当することになり大学での学びが役立っている。
企業で漢字に詳しい事務職員として頼りにされている。