日本語・日本文学科
カリキュラム
4年間の学びのステップ
ピックアップカリキュラム
近・現代文学基礎演習
森鴎外「舞姫」の論評を行う作業を通して、資料収集の方法や、集めた文献を正確に整理し、手に入れた情報や獲得した知識を使って適切に判断する論理的思考力を養います。
Student’s Voice
さまざまな切り口から文学を深く読み取る面白さ。
小さい時から本を読むのが好きで、文学にも興味がありましたが、授業を通し、近現代小説を繰り返し読むことで、作者の心情や時代背景が明確になっていくのが面白く、視野も広がったように思います。
初版から変わる表現や漢字を丁寧に追っていくことで、個人的にもこれまで気づかなかった読書の楽しみも増えました。
橘木 さん
日本語教育法
「外国語としての日本語」を教えるための、基礎知識と実技を学びます。
日本語教師として効果的に日本語を教えるための方法や、授業内容の企画・作成の仕方など実践的に学びます。
漢字と故事成語
中国の古典から生まれた、歴史や人間ドラマが秘められた四字熟語。
新聞やテレビに登場する四字熟語の意味や成り立ちについて、原典から学びます。
企業の採用試験にも役立つような実践力を磨きます。
源氏物語入門
日本の古典の中でも最も知られる『源氏物語』を、絵巻や映画などを通して把握できる、入門講義です。
登場人物の描かれ方や平安時代の社会の様子を具体的にイメージできる豊富な資料で伝えます。
日本伝統文化演習
福岡を中心に全国で活躍する狂言師・野村万禄師の指導のもと、狂言の実技を学びます。
狂言の所作や「型」を通して、礼儀作法や様式美を体感。また能楽堂での研修授業も行い、日本文化の真髄にふれます。
文化観察演習
太宰府や筑紫野市周辺の史跡や博物館、お祭りなどを実際に訪ね、地域の文化にふれる学外中心の授業です。
現場を歩きながら、見て、聞いて、感じるフィールドワークの面白さを伝えます。
テーマに沿ったプログラムを履修することで
学びを深化させていきます。
テーマに沿ったプログラムを履修することで学びを深化させていきます。
プログラム名 | 代表的な科目 | 主な進路 |
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日本語プログラム 日本語学を中心に、コミュニケーション能力を高めるための専門知識を学ぶ。 |
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企業全般 マスコミ、出版、編集、ライター、書店、金融、旅行会社、教育産業、公務員、製造業、サービス業など |
日本文学プログラム 日本文学をさまざまな角度から学び、その時々の人や社会について考察する。 |
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日本文化プログラム 日本の歴史、民俗、宗教、美術、芸能などについて深く理解する。 |
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日本語・日本文学科エキスパートプログラム 日本語学・文学・文化を発展的に学び、独創的な表現力を養う。 |
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国語科教員養成プログラム 中学校・高等学校の国語科教員を育成する。 |
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中学校・高等学校国語科教員、学校図書館司書教諭 |
日本語教員プログラム 国内外で外国の人々に日本語を教える専門家を育成する。 |
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日本語学校教員(日本国内・海外) |
博物館学芸員プログラム 博物館学芸員の資格取得を目指し、文化財や博物館活動を学ぶ。 |
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博物館学芸員、社会教育関連職、編集者、公務員など |