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【海外研修】カンボジア研修に出発しました

ハワイ大学語学研修に続き、英語学科のもう一つの海外研修「女性と平和-カンボジア研修」の参加学生6名、それに引率のプロヴェンザーノ先生と山田直子先生も出発しました。

 

2月15日の最後の事前研修は、佐賀大学で山田先生の授業を取っていたカンボジアからの留学生の方を迎えて行われました。研修学生は、2つの大学でカンボジアの学生に日本の文化を紹介し、交流します。太宰府天満宮を紹介するグループと、お茶の文化を紹介するグループが、それぞれプレゼンテーションのリハーサルを行いました。留学生の方には、カンボジアの学生にとってわかりやすいプレゼンテーションになっているかなどの視点からアドバイスをしていただきました。

この研修は、福岡県の「世界に打って出る若者育成事業」の支援を受けています。学生たちは、福岡県をPRすべくプレゼンテーションの準備をし、県内の企業にお願いして八女茶や筑紫餅を寄付してもらうなど、精力的に準備を進めてきました。また、現地で女性の人権のために活動している団体と討議する機会をもったり、支援のためのグッズを仕入れて帰国後販売し、売上金を団体に送るという計画もあります。グッズを購入するための資金も、寄付を募るなどして確保しました。

 

 

いよいよ2月21日に福岡空港からカンボジアに飛び立ちました。八女茶を味わってもらうためのお茶の葉、お茶菓子、湯呑、お盆など、それに、太宰府天満宮を説明するための資料や道具など、たくさんのものをみんなで分担してスーツケースに詰め込んでいました。

カンボジアでは、2つの大学の大学生との交流と日本・福岡の紹介、女性を支援する団体との意見交換、国際学会CamTESOLでのファシリテーターとしてのボランティア活動、トゥールスレン虐殺虐殺博物館やアンコールワット訪問など、たくさんのプログラムが予定されています。研修の名称通り「女性と平和」についてたくさん学び、英語を使って多くの人と対話をする研修になることでしょう。

 

*これまでのカンボジア研修についての過去記事もご覧ください。