3年生の原口莉子さんが、国家資格である国内旅行業務取扱管理者の試験に合格し、見事に資格を手にしました。難関の試験に挑んだ原口さんに、アダチ学科長が話を聞きました。

 

Q（アダチ）：国内旅行業務取扱管理者試験に合格おめでとうございます！どうしてこの資格をめざしたのですか。

A（原口）：もともと旅行が好きで、旅行に関係する仕事につきたいと思っていました。2年の後期に岩井朝子先生の「観光文化論」を取り、このような資格があることを知りました。資格を取ったら就職に有利になると思ってめざすようになりました。

 

Ｑ：かなり難しい試験だと聞いています。どんな勉強をしましたか。

A：岩井先生の授業を取り、夏休みの地理対策講座にも参加しました。試験前の１～2か月はちょうど夏休みだったので、1日6時間ぐらい勉強しました。

 

Ｑ：6時間！すごいですね！                                            

Ａ：好きなことなので頑張れました。ノートに大事なことをまとめたり、過去問を解いたりしました。

 

Ｑ：旅行が好きなのですね。これまでどんな旅行をしましたか。

Ａ：家族旅行をよくしていたことで好きになったのかもしれませんが、友だちと行くのも好きです。北海道、横浜、鎌倉などに行きました。歴史的な名所やお寺などが好きなんです。北海道には一人旅もしました。海外ではシンガポールとマレーシアに修学旅行で行きました。ハリーポッターが好きなので、イギリス旅行も楽しかったです。旅に関係があるドラマや映画などを見たり、動画サイトで旅行をしている動画を見るのも好きです。それから、来年2月にカンボジアに行きます。

 

Ｑ：いろいろなところに行っていますね。それに原口さんは英語学科のカンボジア研修のメンバーでしたね。参加者の選考は日本語と英語両方の志望理由書や、英語での面接にグループ討論など、かなりハードだったことと思いますが、原口さんはしっかり自分の考えを述べていたと聞いていますよ。筑女には旅行業界への就職を視野に入れて入学したのですか？

Ａ：もともと英語が好きだったので、英語の勉強ができる大学へと思っていました。筑女では岩井先生の授業の他、エアライン・ツーリズム関連の授業もあって、勉強が楽しいです。他には宮原牧子先生のイギリス文学の授業も好きで、先生のお話が面白いです。詩や小説を読んだり、翻訳の仕方などについて学んだりしています。好きなことを勉強するのは本当に楽しいです。

 

Ｑ：勉強が楽しいと言ってもらえるのは、教員として本当に嬉しいです！将来は旅行会社への就職をめざしているのですか。

Ａ：はい。旅行会社を希望しています。実は修学旅行の添乗がしたいんです。自分の修学旅行の時の添乗員さんがやさしくて面白い人だったということもありますが、一生の思い出になる大事な旅行のサポートをしたいと思っています。

 

Ｑ：わあ、それはとってもステキな夢ですね。私もいまだに小中の修学旅行で添乗員さんと撮った写真を持っていますよ。海外への旅行はいかがですか。

Ａ：はい、それも視野に入れています。海外旅行に関する資格もあるので、就職後に勉強して取得したいと思っています。

 

Ｑ：お話を聞いて、原口さんは好きなことの勉強を頑張っているだけでなく、とても楽しんでいることがわかりました。夢の実現に向けて、まだまだ筑女での大学生活を頑張り、かつ楽しんでくださいね。

 

 

 

猛勉強のあとを見せてもらいました。

 

カンボジア研修「女性と平和」に参加します。事前研修でもがんばっています。

 

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