前期試験も終わり、楽しい夏休みの真っ最中ですが、英語学科では国内旅行業務取扱管理者試験の国内地理の内容に関する対策講座がオンラインで行われています。国内旅行業務取扱管理者は国家資格の一つで、取得しているとツーリズム関係の就職に大変有利ですが、試験の内容は多岐に渡り、かなり難しい資格です。英語学科では、非常勤講師の岩井朝子先生に「旅行業務１・Ⅱ」の授業を担当していただいていますが、先生は毎年この時期に対策講座を実施してくださいます。今年はオンラインで、8月17日から3日間にわたって実施されています。初日の講義を聴講しました。

講師の岩井朝子先生は、ツアーガイドの経験も豊富な方で、鹿児島でのツアーから戻ったばかりということでしたが、疲れも見せず明るく元気に初日の講義を始められました。受講生には前もって資料やワークシートが配布され、講義では美しい観光地の写真が入ったパワーポイント教材を使って、ぜひ覚えておきたい国内の観光地、桜の名所、湖畔の銅像、名物料理などさまざまな事項についての説明がありました。旅行会社のツアーのフライヤーを見せて、「どういうルートで回っているか、何を見ることになっているか読み取ったり、自分でツアーをシミュレーションしてみるのもいいですよ」といったアドバイスもありました。講義後も自分で取り組めるよう課題を用意してくださっていました。

難関の国家試験ですが、英語学科ではほぼ毎年合格者が出ており、旅行会社などへの就職を希望している学生が試験に向けてに勉強しています。今年も9月3日の試験を数人が受験予定とのことです。岩井先生の熱心なご指導に感謝して、ベストを尽くしてほしいと願っています。

初日は東北と関東の地理と観光についてでした。

＊国内旅行業務取扱管理者試験に関連する過去の記事もご覧ください。