英語学科では授業外にも、海外研修、ネイティブの先生と話せるEnglish Lounge、TOEICや英検の対策講座など、さまざまな英語学習の機会を提供しています。その一つがスマートフォンやパソコンで学べるe-learningです。現在、希望する学生は、Academic Express３ (AE3) というプログラムを無料で受講することができます。3年生の太田花菜さんは、2年生の後期から1年間AE3を利用しました。このプログラムを活用して、英語力を伸ばすことができたという太田さんに、アダチ学科長が話を聞きました。

Q. 1年生から3年生にかけてTOEIC IPテストのスコアが200点も伸びたそうですね。そのうち100点はAE3のおかげ、と言っているそうですが、どういうことですか？

太田：2年生になってようやく600点を越えたのですが、そのあとなかなか思うように上がらないなと感じていました。そんなところに2年生の後期からAE 3を受講するようになり、面白くて続けていたら、3年生になって700点を越えることができました。TOEIC関連の授業科目を受講したという理由もあると思いますが。

Q. 得点の伸びがすごいですね。AE 3はどんなところが面白かったのですか。

太田：スマートフォンでやるので手軽で、機能がすごくていろいろな勉強ができるし、成果が目に見えます。まだやっていないレッスンがあると、やってしまおうという気になります。2年生の後期には、異学年でグループを組んで、成果を競うということが行われていました。時々ミーティングがあって、いちばん学習したグループにはちょっといいお菓子がもらえたりしました。基本的に一人で勉強しているし、コロナであまり人とも会えないので、時々こういう機会があって他の人の成果を見る場があるというのは楽しみでした。

Q. どんな時に利用していたのですか。

太田：私は電車で通学しているのですが、遠方なので時間がかかります。なので、利用するのは通学時です。つり革にぶら下がってスマホで勉強したりしていますよ。通学時間が長くなかったらやっていなかったかもしれません（笑）

Q. いやいや、太田さんなら別の機会を見つけて勉強したと思います。英語学科は楽しいですか？

太田：楽しいです！筑女の英語学科は、その名前の通り、「英語」に関するいろいろな授業があって、幅が広いと思います。入学した時はコロナでアルバイトもできないし、家に一人でいることが多かったのですが、そのうち目標がないと大学に入った意味がないと思い直し、いろいろなことにチャレンジするようにしました。AE 3もそうですし、授業もがんばったし、オンラインのフィリピン研修にも参加しました。私は本を読むのが好きで、今受けている宮原牧子先生の「英語圏児童文学研究」が楽しいです。毎回1冊の本を取り上げるのですが、この前はPeter Rabbitでした。

Q. 太田さんたちはコロナとともに入学した学年ですし、いろいろと辛いこともあったでしょうね。でもそうやってチャレンジしているのは素晴らしいですね。これからの目標はありますか。

太田：まずはTOEIC 800点を目指したいです。将来はまだはっきり決めていなくて、いろいろな業種に興味があります。

Q. どの業種を目指すにしても、高い英語力は強みになりますからね。これからもしっかり勉強してください。後輩にとっても良いモデルになってくれていてありがとうございます。

 

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