２月7日から21日にかけて英語学科生18名がフィリピンオンライン研修に参加しました。

　研修の一日は、専属講師とのマンツーマンによるきめ細やか英語レッスンで始まり、続くグループレッスンでは学生たちは５つのグループに分かれ、日替わりのトピックに対してグループメンバー間で意見を交わしながらディスカッションスキルも高めていきました。

　午後のPBLでは、メインテーマ「ジェンダーギャップ問題」に基づき、アジアで最もジェンダーギャップが小さいフィリピンと主要先進国で最もジェンダーギャップが深刻な日本を比較・検討しながら、フィリピンにおける女性の社会進出に関する施策などを探りながら、日本社会での課題解決法を考えました。

　研修半ばのPBLの時間では、オンライン上で同じ世代のフィリピン人の若者たちにジェンダーギャップ問題に関するインタビューもおこなったりして、この問題に対する意識をより高めていきました。

　そうして迎えた研修最終日、参加学生は「ジェンダーギャップ問題」についてグループごとに調査・研究をおこなった成果を、研修期間に鍛え上げた英語力でプレゼンテーションをおこないました。あらかじめ時間をかけて入念に作り上げたパワーポイントに沿った、各グループのメンバー全員が役割分担をきちんとおこないながらの見事なチームワークでした。

　各グループの発表後はオーディエンス役の他学生との質疑応答も英語で活発におこなわれ、英語による自発的な発話力も身に着いてきていることが窺えました。

　参加学生たちはこのあと休む間もなく事後研修へと入っていき、3月2日に実施予定の1年生対象の Online English Campでの研修成果発表の準備を進めていくことになります。　Campの模様についてはまた後日レポートすることにします。