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アジア学への招待-インド舞踊にみる伝統と現代:オリッシーからムービーダンスまで

恒例のアジア文化学科主催「アジア学への招待」として、今年は福岡在住のインド舞踊家サキーナ・彩子さん(京都市出身)とNEELAさん(インドタミールナードゥー州チェンナイ出身)をお招きし、古典舞踊の一つオリッシーと、インド映画で踊られるムービー・ダンスを鑑賞しました。
オリッシーは、古来神への祈りとして踊られてきましたが、その後舞台芸術になりました。彫刻を思わせる美しいポーズ、目や顔の豊かな表情と首の動きに加え、ムードラと呼ばれるしなやかな指づかいの優雅な踊りに大いに魅了されました。
一方のムービーダンスは、古典舞踊や民族舞踊に現代のヒップホップやブレイク・ダンスをブレンドしたパワー溢れるダンスです。ちなみにインドは制作本数で世界一の映画大国で、その多くはミュージカルのように歌や踊りが重要な要素となっています。
 
公演の最後にNEELAさんの音頭で、ステージと客席の学生たちが一体となり、ムービーダンスの一つ「トゥヌク・トゥヌク」を踊り大いに盛り上がり、楽しい公演となりました。
(アジア文化学科 喜多村百合准教授企画)