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公開講座「子どものこころとからだを考える」②を開催しました【生涯学習センター】

 7月25日(土)に大宰府市いきいき情報センターにおいて、公開講座「子どものこころとからだを考える ~こころとからだのいい関係~」を開催しました。
 第2回目の講師は、発達臨床心理学科の森田理香 講師です。
 講座では、「からだの動きを通した、こどもの理解・関わり」をテーマにお話しされました。
 この講座では、昔と現在の子育て事情を比較しながら、テレビや携帯電話の進歩により「ながら保育」がうまれ、母乳を与えている時も病院の待合室の中でも携帯を扱う人が増えるなど快適になった代わりに失われたものがあると身近な事柄を例にあげられていました。参加者の皆さんは、子育てされていたときのことを思いだされたのか、時折うなずきながらメモを取られていました。
 乳幼児の発達理論から情動調律(相手の行動や状況から相手の感情を推察し、その感情に対して反応する行為)をあげられ、子どもの楽しいという気持ちや頑張った時・悲しかった時など子どもの心が動いた瞬間を汲み取り、言葉かけや抱きしめるなどの対応が子どもの情動安定に影響すると語られていました。
 からだの動きを通した子どもへの関わり-動作法-は、からだが硬い子、落ち着きがない子など色々な子どもの「からだ」の特徴があるように、目的・方法は対象によって多様です。また、からだの動きを通した関わりなので、言語的関わりが取れない子でも動作で通じ合う事ができる非言語的なやりとりです。
実技では動作法の体験を通して自分のからだと向き合い、からだの動かしにくさを感じてほしいといわれていました。実際、初めは硬くて前屈できなかった参加者の人でも、からだを緩めること自然と前に行くようになったと変化がでたことに驚きを感じられているのが印象的でした。
 今回の公開講座を通して意識してからだを使おうとするとうまくいかないこと、人はからだを動かそうと思った時でも些細な動きをしていることを実体験でき、こころとからだの動きは関係している事に感動しました。
                    (報告/発達臨床心理学科4年 伊藤奈美)
*次回は8月29日(土)に開催します。
 テーマ:おとなも子どもも楽しいエクササイズ<親子で実技>
 講師:古田瑞穂(本学短期大学部 幼児教育科 教授)
●公開講座の詳細・受講申込みはこちら
http://www.chikushi-u.ac.jp/campaign/lecture/index.html