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【社会連携センター】「仏教文化講座(全3回)」を開催しました

6月3日(土)から3週に渡り、第24回仏教文化講座「経典から学ぶ」が開かれました。

 6月17日(土)の最終回は「『親鸞聖人御消息』から学ぶ」が開催されました。ご講師は現代社会学部 現代社会学科教授 栗山俊之先生です。

関東で教えを説かれた親鸞聖人が京都に戻られた後、教えを誤解する人びとが現れました。そこで親鸞聖人は、人びとの誤解を解くために、詳しく教えを書き記したお手紙を認められました。そのお手紙が『親鸞聖人御消息』として残されています。

この講義では、その御消息の内容を10の項目に分け、親鸞聖人の教えについて、理解を深めていきました。このご消息は、全部で43通あるそうです。参加者の方は、終始お話に聞き入っていらっしゃいました。こんなにも丁寧に教えを解いてくださっていた親鸞聖人の誠実なお人柄を、文面を通して知ることができました。

[報告、撮影]人間科学科 心理専攻1年 岩佐まり子

第24回仏教文化講座「経典から学ぶ 」(3回)
  6月3日(土) 『維摩経』から学ぶ 講師:小林 久泰(文学部准教授)
6月10日(土) 中国仏教文献から学ぶ 講師:真名子 晃征(本学非常勤講師)
6月17日(土) 『親鸞聖人御消息』から学ぶ 講師:栗山 俊之(現代社会学部教授)