2023.11.28
【社会連携センター】公開講座「アジア塾~インドの宗教と伝統文化~」を実施しました
7月10日、アジア文化学科主催の公開講座「音楽によるともいき~アジア伝統音楽の力~」を開催しました。
今回は、アジアの伝統音楽を主題とした公開講座を行いました。第一部では「インドネシアの青銅楽器・ガムラン」のタイトルで田村史子先生(本学元教授)、「福岡生まれの琵琶楽・筑前琵琶」のタイトルで山本百合子先生(福岡教育大学准教授、本学非常勤講師)からお話を伺い、第二部のガムランワークショップでは希望者が実際にガムランに触れたり、演奏するなどして交流を深めました。
最後には、特別出演のサプトノさんの指導のもと、即席のセッションをすることになりました。私は、全体のリズムを取る「ゴングアグン」という楽器で参加させていただきました。ゴングアグンとは、直径50センチほどの大きな二つの銅鑼が釣り下がったような楽器です。八拍ごとに一度交互に打ち、全体のリズムを整えます。吹奏楽で言うと、パーカッションに近い役割になります。間違えてはいけないというプレッシャーがありながらも、直前にワークショップ講師の方々(社会人ガムラングループ・プラティウィやガムラン部のメンバー)から丁寧に教えてもらえたため、無事にやり遂げることが出来ました。不思議とやっているうちに楽しくなり、最後の方には終わらないで欲しいとさえ思ったほどです。セッションが終わった後は、話したこともなかったワークショップ参加者の皆さんに親しみを感じ、音楽が繋ぐ絆というものを改めて自分の身で実感しました。
報告/文学部日本語・日本文学科 3年 内堀 詩歩理(公開講座サポーター)