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大西准教授 編著書「貧困のなかにいる子どものソーシャルワーク」が9月30日に発行されます

本学准教授の大西良編著の著書「貧困のなかにいる子どものソーシャルワーク」が平成30年9月30日に発行されます。

近年、子どもたちが直面する生活の困窮の実態や貧困による不利の連鎖、いわゆる「子どもの貧困」問題に社会の注目が集まっております。こちらの著書では「社会問題としての子どもの貧困」にさまざまな立場から向き合う方々の協力のもと制作されており、貧困から子どもに生じる問題にどのように取り組むのか、最前線で取り組んでいる方々の実践事例により、読者の方々にそれぞれの立場から何ができるのか、何をすべきなのかを考えていただくきっかけとなる1冊となっております。

この著書の中で執筆者として筑紫女学園大学 人間科学部社会福祉コース 4年 中山日向子さん、三砂侑子さんの二人が執筆しております。
『大学生から子どもたちへ多彩な“体験”のギフトを』(第5章)というテーマのもと、子ども食堂や学習支援、ママカフェ、児童福祉関係の講演会の企画、運営、活動などを行っている『LYKKE(リッケ)』という団体の活動内容や立ち上げ経緯、これからについてそれぞれの経験や思いを綴っております。

≪詳細≫
著 書:貧困のなかにいる子どものソーシャルワーク
編著者: 大西 良
著 者:「子どもの貧困」に向き合う人々
出版社:中央法規出版株式会社
平成30年9月30日 発行

第1章 貧困のなかで生きる子どもたち
第2章 子どもの貧困とメンタルヘルス
第3章 子どもの未来へつなぐソーシャルワーク(11事例)
第4章 対話から汲み取る、思い、希望、夢
第5章 子どもの貧困対策~社会資源をつくる~