海外留学レポートReport from Overseas

韓国留学スタート

Mar . 2018

韓国に来て約3週間が経ちました。夢であった留学にやっと行けるというワクワク感と海外での生活は大丈夫かという不安が混じった感情で福岡空港を旅立ちました。

仁川空港に到着するとバディが迎えに来てくれました。バディに会うとホッとしたのを覚えています。空港からはバスで仁川大学まで向いましたが到着すると大学の広さに驚きました。バディの子が向かう途中に「仁川大学はそれほど大きくはない」と言っていましたが、見た瞬間に思わず「いやいや、大きいよ」と突っ込んでしまいました。仁川大学に到着後は布団などの生活用品をバディの子と買いに行きました。

 

次の日からはレベルテストを受けて本格的に授業が始まりました。レベルテストは筆記と面接です。私は韓国語の授業を4つと仁川大学では日語日文学科に所属しているため日本語の授業を2つ履修しています。韓国語の授業では日本人以外にも中国人やスペイン人など様々な国から来た留学生と一緒に受講しています。授業は全て韓国語で行われる上に進むスピードが速いです。そのため、韓国に来て予習・復習の大切さを今まで以上に感じました。日本人以外もいるため韓国語で故郷や文化について話すことがあります。韓国に留学に来ていますが、韓国以外の事も知れて日本との違いに驚くことも多々あります。

韓国語の授業以外に私が履修している日本語の授業は、‘日本文学史‘と‘日本の言語と文化‘という授業を受けています。どちらも共通して言えることは、学生の日本語のレベルの高さです。日本文学史においては、歴史的要素も含んでいるため日本人でも難しい単語が出てきます。それでも、教科書を理解して韓国語に翻訳しています。日本人として今回習っていることぐらいは最低限知っていなければと感じました。

もうひとつの日本の言語と文化の授業は少し特殊です。それは動画を見るということです。授業の日までに動画を見て来なければなりません。動画を見ることも授業の一環のため見ていなかったら欠席扱いとなります。動画の最後に問題が出るので自分で考えをまとめて授業の時にグループで意見を出し合います。まだ2、3回しか授業が行われていませんが、日本と韓国で文化や考え方の違いがたくさん出てきています。日本では考えられないことも多くあり面白いです。

 

韓国で生活を始めて慣れないこともありますが、それ以上に学ぶことや日本では経験出来なかったであろうことを経験しています。もちろん勉強が第一ですが、積極的に行動して様々な経験をしたいと思います。