海外留学レポートReport from Overseas

中国と日本の生活

Aug . 2017
日本に一時帰国をしてから1か月ほど経ちました。日本にいる頃は当たり前だった水道水が飲めることやトイレにトイレットペーパーを流せることはすごいことだったのだと感じます。そして北京では駅や空港など主要な場所では建物に入る際に必ず安全検査として荷物をX線に通したり身体検査を必ず受けなければならないのですが日本ではそれが必要ないというのも本当にすごいことだと思います。また、家にいたら母がご飯を作ってくれてちゃんと毎食出てくることは本当にありがたいことだと実感しています。
 7月に入ってすぐに北京語言大学ではテストがありました。そして私はテストが終わって一時帰国するまでの間に河北省の山海关という場所へ日帰りで行ってきました。そこは万里の長城がある場所です。北京市内には八达岭长城や慕田峪长城などとても有名な万里の長城がありますがそれらの長城の東端にあり、長城が海に面した珍しい光景が見られる老龙头や老龙头から一つ目の関所である天下第一关があります。この山海关がある秦皇岛市の名前は秦の始皇帝が駐屯したことにちなんでおり、とても歴史があるところであるため実際に自分の目で見ることができてとても良かったです。
 また一時帰国の直前にはもう留学が終わってしまう韓国人の友人2人とフランス人の友人がこのメンバーで会えるのは最後だから一緒にご飯に行こうと誘ってくれて4人でご飯を食べに行きました。3人とも7月で留学を終えて帰国をし、私も一時帰国をするということで帰ったら何をするのかや就職のことなど本当に様々なことをお互いに話しました。3人とも私より中国語のレベルは上なのですが、そんな3人といろいろな話を中国語でけっこうできるようになり、本当に楽しい時間を過ごすことができました。
 一時帰国の時には飛行機に乗り遅れるというとんでもない失態を犯しましたが、焦った中でもその場で翌日の便への変更やホテルの確保など自分1人でできるまでには自分の語学力も中身も成長できた半年だったのだと思います。またこの半年留学に行ってとてもたくさんの日本の良いところを見つけることができ、今まで自分がどれほど良い生活をしていたのか実感しました。今月末には北京に戻り留学生活が再開しますが、この夏休みの間にもしっかり中国語の勉強をして来学期に備えたいと思います。