海外留学レポートReport from Overseas

最後の1か月

Feb . 2019

 ついに、1年間の韓国留学が終わりました。テストも無事に終わり、最後の修了式も幕を閉じました。それからは、帰国まであまり日にちがなかったので、最後に友達と会ってご飯を食べに行ったりしました。また、先生がご飯に連れて行ってくださり、おいしいものをおなか一杯食べることができました。この1年間を振り返ると、大変だったなあと思うことが山ほどありました。途中で何度も挫折しかけてしまったこともありました。でもそのたびに周りの友達や、先生方、日本にいる友人、家族が、私の心の支えとなってくれました。

 この1年間で、韓国語の実力がどのくらいついたのか、正直自分ではわかりませんでした。しかし、部屋の掃除をしているときに、一番初めに使っていた韓国語の教科書を見てみると、文字がスラスラと読めたり、頭の中で単語の意味を考えなくとも内容を理解できました。このとき私は、韓国に来た時より、韓国語の実力がきちんと身に付いたということを実感しました。私のクラスは、みんな韓国語が上手で、授業の時に、自分はもう1級したの教室に戻った方がいいのではないだろうかと思うことが、何度もありました。それでも最後までやり遂げられて、とても嬉しかったです。また、達成感も感じられました。

 韓国留学の中で、韓国語はもちろん、その他にも学んだことはたくさんあります。一番変わったと思う点は、自分の性格だと思います。もともと、あまり自分の意見を率先していったり、友達同士でいるときも、思ったことをあまり言わないことが多かったのですが、韓国にきて、韓国人の先生や友人と付き合っていくうちに、自分の意見をはっきりいうということや、正直に自分の気持ちを伝えるということの大切さを学び、自然と自分の性格も変わっていったように思います。また、昔よりも前向きになれたと思います。この1年間で学んだことを忘れず、これからの人生に活かしていきたいと思います。