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福岡信用金庫のみなさんにお話をうかがいました

筑紫女学園大学は、地域に密着し、地域の人々や中小企業を支援してきた福岡信用金庫と包括連携協定を締結しています。2月2日、英語学科3年生の授業「専門ゼミナール」に、福岡信用金庫から4人の方がおいでくださり、「~社会でわたしたちに出来ることを考えよう~ Ask not what your community can do for you ―ask what you can do for your community.」と題した特別コラボ授業を実施しました。

まずアダチ学科長が挨拶し、ジョン・F・ケネディ第35代アメリカ大統領の演説からヒントを得た授業タイトルの意味「地域社会があなたに何をしてくれるかではなく、あなたが地域社会に何をできるかを問いなさい」を説明し、就活に際して「社会とつながる・貢献する」という視点をもつことを福岡信用金庫の方々から学んでほしい、と述べました。

次に中津好生常務理事から、福岡信用金庫についての説明がありました。各支店が近隣のお祭りやボランティア活動に参加している写真や、地域の中小企業を支援するイベントの紹介などもあり、福岡の人々に寄り添ってきた姿がうかがえました。

その後、山本修平企業支援室長、梯典子姪浜支店次長、片淵智美業務部業務課代理も加わって、飯田恵子先生の司会でパネルディスカッションを行いました。自己紹介のあと、仕事のやりがい、学生時代の思い出、中小企業の魅力、仕事上の嬉しかったことなどたくさんのことをお話してくださいました。梯さんは筑女の短期大学の卒業生で、20年以上キャリアを積んでこられました。一方片淵さんはいくつかの仕事を経験したあと中途採用で入社したそうで、提案した商品がヒットするなど頑張ったら報われる仕事であり、産休・育休なども含め女性を応援してくれる職場であることなどを語られました。お二人はこれから就活に向かう学生にとって、素敵なロールモデルを見せてくださいました。

地域の中小企業という選択肢、女性が働き続けることの意義、仕事を通した社会とのつながりや貢献など、進路を選ぶ上で役立つたくさんのヒントがいただけた1時間でした。おいでくださって本当にありがとうございました。また、片淵さんはパネルディスカッション中お席に置かれていたイメージキャラクターのアンパンマンとばいきんまんを、帰りに私たちにくださいました。ありがとうございました!

*2022年1月の福岡信用金庫と筑紫女学園大学の包括連携協定締結式の様子はこちらから

 

*「専門ゼミナール」の授業の様子もご覧ください。