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【英語学科で学ぶ人】「サガシル」に参加しました

英語学科の学生が佐賀県企業との交流プログラム「サガシル」に参加し、成果を発表しました。

今年8月から10月までの3ヶ月間、英語学科2年の郷原里さんと3年の樋口彩菜さんが、佐賀県の企業との交流プログラムに参加しました。2人とも福岡県出身ですが、忙しい授業や他の活動と両立してプロジェクトを無事終了し、先日、その成果をたくさんの企業や学生の前で発表しました。この交流プログラムは、学生の「やってみたい!」と地元企業の「学生と一緒にやってみたい」をマッチングし、新しいアイディアを形にするプログラムです。佐賀大学の学生とチームになり、SDGsに関連する商品開発を目指しました。会場に設営された大きなステージ上で、活動のプロセスと成果を堂々と発表しました。イベント終了後に、山田直子先生が郷原さんにお話を聞きました。

Q1: 参加の動機を教えて下さい。

郷原:来年2月から韓国へ交換留学をするため、就職活動に遅れをとるのではないかと不安を感じていました。「企業との交流」とのことで、企業のことを知ったり、自分の興味のある業界・職種を探したりするのに良い機会になると思い、参加を決めました。

Q2: どんな活動でしたか?

郷原:各グループ5人前後で、興味のある分野について企業と協力して1つの案を作成し発表をしました。私たちのグループは、SDGsには環境問題だけでなく健康や福祉に関する目標も含まれることを知ってもらい、もっと身近に感じてもらうために、佐賀県公式ウォーキングアプリ「SAGATOCO」を使った企業対抗のウォーキングイベントを企画し、上位企業を表彰しました。

Q3: 参加して有意義だったことを一つ教えてください。

郷原:活動場所が佐賀県庁だったのですが、このプログラムに参加しなければなかなか行くことのない場所に行く機会に恵まれました。例えば佐賀県庁の食堂SAGA CHIKAは、食事ができるだけではなく、佐賀県の特産品や有田焼で作ったSDGsのバッジなどが販売されていたり、高校生向けのイベントが開催されていたり、県民・地元と身近な県庁で、福岡県庁とはまた違った魅力を感じました。

Q4: 大変だったことは?

郷原:自分達のアイディアを形にしていく際、企業さん(超硬工具の製造会社)にどのような形で協力していただくかを考えることが、かなり難しかったです。今回は私たちが企画したイベントに参加していただき、参加者としての目線でアドバイスや不明点を共有していただいたり、他の企業さんへイベントを紹介したりしていただきました。

Q5: 自分の成長につながりましたか?

郷原:今回のプログラム以外に、他の活動やプロジェクトを掛け持ちしていたので、自分のスケジュール管理や、他大学との活動で活動場所や時間にかなり制限があったので、いかに効率よく進めていくかを工夫しました。些細なことではありますが、どの活動にも通ずる点があるので、これからに活かしていきたいと思います。

Q6: 今後の学生生活にどのように活かしたいですか?

郷原:発表後、私たちの活動内容に興味を持ってくださった企業さんや、佐賀県庁から声をかけていただきました。自分で声をあげたり発信したりすることで、思いがけない形で活動が広がっていくことを実感し、発信することの重要性を再認識しました。また、協力企業さんの「学生の活動に協力したい」という思いを聞き、学生にはある意味「特権」があると感じました。学生である期間にもっと色々な活動をしたいと感じました。

 

*学外でも学んでいる英語学科の学生に関する過去記事もご覧ください