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国際的な学会に参加しました

11月11~14日に、福岡市の国際会議場で、JALT (Japan Association for Language Teaching 全国語学教育学会)の第48回全国大会が行われ、日本だけでなく海外からも、多数の語学教育に関わる教員、企業、研究者、学生などが集まりました。英語学科からは、Provenzano先生とPaton先生が研究発表を行った他、ボランティアとして5人の4年生が参加しました。ボランティアたちは、お揃いのピンクのTシャツを着て活動するので、Pink Shirt Volunteersなどと呼ばれています。

 

JALTは、語学教育に関する国内の他の学会に比べて、日本人以外の会員や参加者が多いのも特徴です。英語学科のPink Shirt Volunteersの一人は、「外国の方がとても多く、日本なのに海外にいるみたいで驚きました」と語っていました。

Pink Shirt Volunteersの任務は多岐にわたります。参加者を受け付け、ネームカードや資料を渡したり、研究発表会場で発表時間の計時をして時間通りに進行させたりします。また、インフォメーション・デスクやさまざまな場で参加者の案内をしたり、質問に答えたりする仕事もあります。

英語学科の学生たちに、大会後に感想を聞いてみました。「多くの人に英語で話しかけられたので、最初は緊張していたし、英語で質問されても理解できなかったらどうしようと思っていた。でも、すぐに十分にコミュニケーションができるということがわかったし、やっているうちにどんどん気楽に話せるようになった。気づいたら英語で考えていた」ということでした。学生たちは、学会の参加者だけでなく、他のボランティアたちとも仲良くなったそうです。福岡市や北九州市など県内だけでなく、熊本県や宮城県から参加していたボランティアもいたということでした。

ボランティアの学生たちは、とても貴重な経験ができたようです。このような国際的な学会で活躍してくれたことを嬉しく思います。

 

*海外の方と交流する英語学科の学生の過去記事もご覧ください