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公開講座「イヌと幸せに暮らす方法入門」の第2回目を開催しました【生涯学習センター】

5月28日(土)筑紫女学園大学・短期大学内3401教室において、「イヌと幸せに暮らす方法入門(第13回)」を開催しました。講師は、Positive wind 家庭犬しつけインストラクターの福島みゆき先生、そして筑紫女学園大学短期大学部幼児教育学科の佐々木浩先生です。
この講義は、前回(5月14日)に行われた講義に引き続いた形で開催され、前半は福島先生がイヌのしつけ方を実技指導を交えながら講義されました。受講者は男女合わせて約30人ほどで、それに前回の講義で選ばれたイヌ4頭も加わり、和やかな雰囲気で始まりました。講義といっても、イヌとその飼い主、現在イヌを飼っている人、これからイヌを飼おうとしている人などみんなが楽しんで学べる環境が終始つくりあげられていました。
最初に、イヌを“社会化”するためのトレーニングの指導が行われました。福島先生が見本を見せて、それから飼い主さんが一緒にそのトレーニングをするという形で進行しました。イヌが自分自身で落ち着くことと、ご褒美のタイミングを飼い主さんが確実に掴むことが重要だと言われていました。イヌの名前を呼び、飼い主の声に反応したらご褒美のフードをあげるといった一連の流れを繰り返すことにより、フード無しで名前を呼んでも反応するように「誘導」して社会化を進めるのです。その後は“絆作り”のトレーニングとして言葉とジェスチャーを併用したトレーニングが行われました。お座り・待て・伏せなどの合図は家族で統一したものにすること、ジェスチャーの後に言葉を発してジェスチャーと言葉との関連づけを行うこと、4つのD(距離・場所・時間・ご褒美の頻度)を変えて日常的に練習することなどの指導が行われました。参加者の方々はみなさん1つ1つのポイントを頭に入れながら、参加していたイヌたちに関わっていたようでした。
後半は、佐々木先生の「イヌを理解する」というテーマの講義が行われ、イヌの生物学的特徴や動物に対する考え方が今日までにどのような変貌を遂げてきたかなどについて話されました。そして最後にイヌを飼うことに対する心構えやマナーの重要性について説明されました。
イヌたちともに、多くの人と交流できて良い機会になったと参加者のみなさんは口々に言っておられ、和やかなムードで幕を閉じました。
報告/人間福祉学科4年 米倉杏菜(公開講座サポーター)
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