小木野先生は日本語の「好きだよ」とその英訳と考えられる「I love you」からは様々な日本語と英語のコミュニケーションスタイルの違いが見えてくると言われました。例えば、日本語の「好きだよ」はだれがだれを好きなのか表されていませんが、英語の「I love you」はそれがきちんと表されています。また「好きだよ」は「好きである」という状況を表しており、静かな愛といったイメージを感じますが、「I love you」は動態的で自らが主体的な愛を作りあげるというイメージができます。「好きだよ」をコミュニケーションスタイルからどう英語訳すればよいかという課題を受講者に問いかけられました。