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本学大学院生、鬼木さん(72歳)が修了式を迎えられました。

本学のマスメディア論の非常勤講師であり、同時に大学院人間科学研究科において学生として在籍し「貧困の実態と背景」を研究テーマとして学んでいた鬼木康磨さん(72歳)が、3月13日に大学院修了式を迎えられました。
鬼木さんは、西日本新聞社で記者として約30年間第一線で活躍された後に、2006年度から本学非常勤講師として教壇に立って学生の指導を行ってこられました。その傍ら、2007年に本学大学院開設を機に大学院に進学。生活保護を打ち切られた男性が餓死した事件をきっかけに「貧困の実態と背景」を研究テーマとして研究活動を行いました。その成果を、修士論文にまとめあげ、本学大学院を修了されました。
 今後は、貧困状況にある人たちを支援するボラティア活動に従事し、さらに研究テーマを掘り下げてゆくとのことです。