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玄洋高等学校で高大連携マナー講座を実施しました!

筑紫女学園大学では高大連携活動の一環として、県立玄洋高等学校において「マナー講座」を展開しています。
高校1年生約360名を対象とした本講座は、現在の1年生が2・3年と進級した後も継続して実施する予定であり、高校生の皆さんに3年間という継続した学習機会を通して、長期的な自己啓発に取り組んでもらうことを目的としています。
また、具体的な大学生の学生生活の様子に加え、若者をとりまく労働環境や社会状況について触れ、高校1年生時から取り組むキャリアデザインの一環になることも目指しています。
事前に高校の進路指導の先生方と本学担当者とで詳細な打合せを行いました。
講座の中で、昨今の若者労働市場の現状について説明し、その状況の中で大学生が4年間でどのような努力をしているのか、また本学の学生が実際にどのような就職活動を行って就職先を決定したのかを紹介しました。
講師は、努力はいつから始めても遅くはないこと、あきらめずに継続することの大切さについて話し、自分の可能性を広げるために少しでも興味、関心があることから取り組み、少しずつ自分を成長させていってほしいというメッセージを伝えました。
第3回講座では、あらかじめホームルームで記入した自己マナーチェックシートを持ち寄り、グループワークを行い、模造紙に「マナーが悪い人」「マナーが良い人」それぞれの印象や周囲に与える影響について記入していく作業をしました。
単なるマナースキルの訓練ではなく、まずはマナーを学習する意味を生徒同士で確認しあう作業になりました。生徒さんたちは、とても楽しそうに活発に発言をしていました。
作業後は、講師から「職場はチームで仕事をするケースが多いもの。グループワークは訓練の場である」ことの説明があり、次回までにそれぞれが自分の役割を考えてくるという課題が与えられました。
講座後、高校生からは、
「日常の高校生活では味わえない新しい発見の場になった」
「楽しかった、マナーが悪いことで人に迷惑をかけることに気がついた」
などといった感想が聞かれました。