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『みんなでコラボレーション~子育て支援のつくり方~』の講演会&交流会を開催しました【みんな塾からのお知らせ】

1月31日(土)天神イムズホールにて、『みんなでコラボレーション~子育て支援のつくり方~』の講演会&交流会を開催し、併せて「みんな塾」の閉講式としました。
「みんな塾」は、筑紫女学園大学・短期大学部の生涯学習施設として平成16年に開設され、“都心の暖かな実家”をコンセプトに、心豊かに親と子どもが共に育つ子育て支援活動を展開してきましたが、今年度を以て閉塾することとなりました。
また今年1月に、「みんな塾」塾長の一ノ瀬節子教授(本学発達臨床心理学科教授)が、1冊の本『みんなでコラボレーション~子育て支援のつくり方~』(西日本新聞社刊)に、6年間のあゆみをまとめ出版致しました。
今回の講演会では、「みんな塾」開設から、子育て支援が地域に定着していくまでの過程を具体的な事例やスタッフの健闘ぶりを交えながら話されました。
また放送大学のビデオで「みんな塾」の活動を紹介され、赤ちゃんを抱っこしたお母さんへのインタビューや「おんぶ体験学習」に苦心する学生の姿に、会場の皆さんの笑いが拡がりました。
来賓には、福岡県副知事 海老井悦子氏、えがお館名誉館長で小児科医の坂本雅子先生をはじめ、保育・医療・心理・教育・福祉、建築・行政機関や企業など幅広い分野の方々や、「みんな塾」会員の皆さまにも多数参加していただきました。
卒業生も加わった交流会では、それぞれに情報交換が行なわれ、あちらこちらで談笑がたえず和やかな雰囲気でした。
イムズホール横の「みんな塾」の施設見学会においても、熱心な質問が相次ぎました。
「地域のみんなが“大きな家族”となって、子育てをはじめ日々の暮らしを支え合う社会になってほしい」というメッセージをこめ講演会を終了しました。
さて、今回、出版された本には、子育て支援のポイント・支援者の役割・参加したお母さん達の声なども紹介され、子育て支援に関わる多方面の方々に参考になるように、写真や図を多く載せ、わかりやすい内容になっています。どうぞご利用下さい。
最後に、「みんな塾」を支えてくださった全ての皆様にここで改めて御礼申し上げます。