11月18日(土)、筑紫女学園大学6101教室にて公開講座『アジア塾〜インドの宗教と伝統文化〜』が開催されました。第3回となるこの日の講座は、大東文化大学の井上貴子教授をお招きし「南インドの信仰と芸能：神々の世界をうたう」というタイトルでご講演いただきました。
まず、ヒンドゥー教やインド古典音楽の特徴についての概説があったのち、南インドのカルナータカ音楽の特徴や宗教（信仰）との関わりについて解説していただきました。

そして、なんと！後半には、井上先生ご自身によるデモンストレーションがありました。伴奏楽器を演奏するのは、本学大学院在籍中のインド人留学生イルンバン・モリタ・チャヌさんです。モリタさんの伴奏に合わせて、井上先生の美声が教室中に響き渡ります。

普段なかなか聴くことができない南インド音楽の生演奏に、受講者からも「今年一番のコンサートだった！」「貴重なインド音楽を楽しむことができた」「日本とはまったく異なった歌い方で、インドにとても興味をもつことができた」などといった感想が寄せられました。アジアの文化を肌で感じる、貴重な機会になったようです。