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日本語・日本文学科 1年生を対象に「キャリアについて考える」授業を行いました

日本語・日本文学科では、1年後期「基礎ゼミナールⅡ」の中で「キャリアについて考える」機会を設けています。授業では、進路が決定した4年生がテーチング・アシスタントとして授業に参加し、後輩たちに体験談を伝えます。

今年度は、境 麻綾さん(福岡市教員採用試験の中学国語科に現役合格)、園田 桃子さん(メガバンクに内定)、髙木 優香里さん(百貨店に内定)の3名が授業に参加し、まず、これまでどのように過ごして来たかについて話をしました。その後、進路支援課職員でキャリアコンサルタントの菊池慧さんの司会で「入学時の目標」や「学生生活でやっていて良かったこと」などについてパネルディスカッションを行いました。

授業の中で、境さんは教員採用試験の現役合格という目的を達成するために何をしたら良いかを考え実行してきたことやボランティア体験の効果などについて、園田さんはさまざまなことに興味を持つことで視野が広がったことや大学と企業の連携事業である「めざめプロジェクト」に参加したことなどについて、髙木さんは夢を叶えるために全力を尽くして来たことや多くの人の話を聞いてアクションを起こすことの重要性などについて、伝えてくれました。

1年生の感想には、「将来について考える良い機会になった」、「目標を持って一歩を踏み出し視野を広げることの大切さに気がついた」、「先輩たちの発表は分かりやすかったので、自分も同じようになりたい」といった内容が多く見られました。また、「就職先の多様さに驚き、幅広いジャンルで活躍できるのだと思った」といった感想もありました。

日本語・日本文学科では、社会人として必要なプレゼンテーションやコミュニケーション能力を向上させるためのカリキュラムがあり、就職先は教育関係をはじめ金融業・情報通信業・製造業・サービス業など多岐にわたります。過年度の卒業生全体の進路情報は、下記のHPをご参照下さい。
http://www.chikushi-u.ac.jp/education/japanese/qualification.html