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公開講座「こどもの育ちを考える~こころ・発達・関わり方~」の第3回目を開催しました

8月8日(水)、本学8103教室で「こどもの育ちを考える~こころ・発達・関わり方~」の第3回目講座『小学校、中学校における子どもたちの育ちを考える』を開催しました。
「子どもの育ち」について、前回までの2講座を踏まえ、子どもたちの「こころ」「発達」「関わり方」を2部構成でご講義いただきました。
前半を発達臨床心理学科の酒井均教授が、後半を同じく藤原正博教授が担当され、小学校、中学校におけるそれぞれの子どもの育ちについてお話しくださいました。
現在の小学校・中学校で子どもたちを取り巻く問題は、不登校やいじめのほか、犯罪の低年齢化など多様化しており、昔と比較すると保護者側、つまり家庭内での子どもとの関わり方に変化が見られることにも大きく影響されているというお話には、私自身も考えさせられました。
子どもの発達段階においての健康教育には、家庭(親)・教師・地域の人々が多方向からの視点が必要であること、また「共感 → 受容 → 信頼関係」が育つように子どもの気持ちを汲みながら関わり合う・・いわば「根くらべ」みたいなものだ、と仰る藤原先生の言葉が印象的でした。
(報告:科目等履修生 三倉春美)