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日文の学び **「古典文学入門」** 〜科目紹介〜

本学科の文学分野では、古典文学について、基礎から応用までを幅広く、段階的に学んでいきます。

「古典は、苦手…(>_<)という人がいるかもしれませんが、心配しなくても大丈夫

今回は、基礎段階の学びの一環である1年次の科目「古典文学入門」をご紹介します。
この科目は、高校で古典(古文・漢文)を学んでいなかったり、学んできたが復習したいと考えていたりする学生を対象とし、大学で専門的に日本文学や中国文学を学んでいくために必要な初歩的な知識や古典の文法を学んでいきます。

授業では、はじめに「レベルチェックテスト」を行います。
「テスト」と聞くと、緊張したり、心配したりする人もいますが、このテストの結果は、科目の成績には関係しません。
それは、テストの目的が、受講する学生の一人一人が、自らの課題を把握し、解決していくための目標を定め、その達成のためにどのようなことに取り組んでいけば良いかを考える機会を提供するためのものだからです。
そのため、実際の授業は、「レベルチェックテスト」に関する教員の解説と、学生の自己採点から始まります。
こうした作業を通して、高校で学ぶ初歩的な文法を復習していきます。その後は、文法の知識を用いながら、分かり易い作品を読み、作品の時代背景や作者の意図などを学びます。

「古典文学入門」で学んだ知識は、1年次の「古代文学概論」「中・近世文学概論」「中国文学概論」や、2年次の「古代文学講読ⅠⅡ」「中・近世文学講読ⅠⅡ」「中国文学講読ⅠⅡ」で取り扱う内容を理解する上で役立ちます。
また、この「古典文学入門」は、1年次に配当されている科目ですが、2年以上の学生も受講することができます。
これまで、教職課程で中学校や高等学校の国語科の教員を目指している学生たちが、「教える立場で古典の基礎を学び直したい」と言って、受講する例もありました。

このように、本学科には、古典文学が好きな人も、苦手な人も、じっくりと学び、力をつけ、楽しさを味わえる科目があります。詳しくは、学科紹介のページをご覧下さい。

日本語・日本文学科 学びの特徴 ➡️ 
※ 平成31年4月からカリキュラムが変わります。
  日本語・日本文学・日本文化の学びを軸として、より実践的なコミュニケーション力の育成を目指します。

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