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インドネシアの国立マラン大学の学生と交流しました

10月3日と4日に、インドネシアより国立マラン大学の教員と学生のみなさんが来学されました。これは、長年インドネシアで研究をしてきた英語学科の山田直子先生との縁で実現したもので、マラン大学と筑女の学生が授業やイベントを一緒に体験しました。

 

◆10月3日◆

〇ゆかたで太宰府散策

英語学科の学生5人が参加し、協力してゆかたを着たあと、太宰府天満宮に行き、参拝しました。境内や参道を散策し、ランチを一緒にとって大学に戻りました。

 

〇Intercultural Communication II

英語学科3年生の授業です。マラン大学の学生が、インドネシアの文化、食、祭り、大学生活などさまざまなテーマでプレゼンテーションをしてくれました。英語学科の学生は興味深いプレゼンテーションに聞き入り、質問をしたり、感想を述べたりしていました。マラン大学の校章の盾、大学のマスコット、エコバッグ、お菓子などのお土産もいただきました。

 

〇ガムラン ワークショップ

筑女には、インドネシアの民族音楽であるガムランを演奏するサークルがあります。そのガムラン部の学生と一緒に、演奏を楽しみました。ガムランの講師をしている筑女OGsとはインドネシア語での交流も行うこともできました。悠久の調べに癒される時間となりました。

 

◆10月4日◆

〇「国際社会と文化 B」

全学共通科目の1年生の授業で、マラン大学の学生がインドネシアの人々のくらしや文化についてプレゼンテーションをし、そのあと全員がグループに分かれてディスカッションを行いました。英語学科の4年生が通訳とファシリテーションのために参加し、見事なサポートをしていました。

 

〇インドネシア料理ワークショップ

インドネシアの人気料理ミーアヤム(鶏肉入りの麺料理)とガドガド(ゆで野菜とピーナツソースのサラダ)を作りました。ちょっと手がかかるミーアヤムのスープや、甘いピーナツソースは作ってくれていたので、学生は野菜を切ったりゆでたりもりつけたり、といった作業を一緒にしました。手を動かしながらも、互いの好きな食べ物の話や、大学生活の話で盛り上がり、出来上がって食べる時にはすっかり仲良しになっていました。また、食に関する習慣や考え方の違いについても知ることができました。完成した、スパイスの効いたミーアヤムとピーナツソースをたっぷりかけたガドガドはとてもおいしく、おなかがいっぱいになりました。おいしいジャスミン茶も淹れてくれました。

 

〇日本語・日本文化を学ぶ

筑女で日本語教育副専攻を履修している学生は、12月にマレーシア理科大学で日本語教育実習を行う予定です。この時間は、その時に行う予定の3つ活動(書道・日本手話と歌・自作のカードを使ったゲーム)をマラン大学の学生を生徒にして実施しました。インドネシア人学生は、短時間で手話と日本語の歌の両方を覚えて、素敵な合唱を披露しました。

 

 

 

 

 

このように、両大学の学生が大いに交流を楽しみ、互いの文化について伝え合いました。英語学科は、異なる文化や価値観をもつ人々と協働し、視野を広げる経験を大切にしています。この2日間はどちらの大学の学生にとっても、貴重な学びとなったようです。マラン大学のみなさん、筑女に来てくださって、本当にありがとうございました。また会えることを願っています。

 

*大学からのお知らせもご覧ください。

 〇インドネシア国立マラン大学の学生が来校されました