平成１９年１２月６日（木）１５時から飛翔会館スクワーバティーホールで、２００７年度第２回人権講演会を開催します。今回の講師には「赤ちゃんポスト」（こうのとりのゆりかご）を開設された、熊本市の慈恵病院の蓮田太二理事長（産婦人科医）をお迎えします。

赤ちゃんポストの設置については、「失われる命が救える」と賛同する意見の一方で「安易な育児放棄につながる」とした反対論があり、モラルと人道の双方の観点から様々な議論が続いています。

本年５月に開設されて以降、１０月までに預けられた子どもの数は８人におよびます。

匿名性の問題や、命が救われた後の養育の問題など、今後の課題も残されています。

今回、蓮田先生から、開設の契機や運用の理念などを直接お聞きすることができるまたとない機会を得ることができました。

子どもと親の問題は、多くの人達で考えていく重要な課題だと思われます。

本学学生、教職員の方々の多数のご参加をお待ちしております。