新入生オリエンテーションの一環として昨年度より始まりました「フレッシャーズセミナー」。今年は4月16日（土）と23日（土）の2回に分けて実施しました。

このセミナーの目的は、私たちのキャンパスが位置する太宰府という地域の自然や歴史、文化を体験的に学ぶことと、新入生同士、新入生と先輩・教職員との交流や総合理解を深めることです。実りある大学生活を送るために、些細なことでも相談できる友人や先輩、教職員の存在はとても大切です。セミナーを心から楽しむことで、キャンパスに一人ひとりの〈居場所〉ができ、筑女の一員となったことに喜びや誇りをもてるようになることを願っています。

今年は森弘子先生と冷川昌彦先生のお二人の講師をお迎えし、それぞれ｢太宰府の歴史と文化を学ぶ｣、「太宰府の自然を学ぶ」と題して、本学礼拝堂で大変興味深いお話をいただきました。太宰府という地域と大学とのつながりや意味、キャンパス周辺に点在する豊富な歴史的文化遺産などについて知識を深めた後、学科ごとに分かれての交流プログラムを行いました。午後は「太宰府探訪ツアー」と称し、九州国立博物館、太宰府天満宮、観世音寺とその周辺の史跡めぐりをしました。２日とも予報をはねのけた好天に恵まれ、私たちも新入生たちの勢いを感じることができました。太宰府政庁跡ではあちこちでグループになって青空の下、大いに話の花を咲かせていました。

参加した新入生の皆さんからは、「クラスメートや先輩とたくさん話ができてよかった」「太宰府のことがよくわかった」「ピクニックみたいですごく楽しかった」という感想をいただき、好評でした。

学生課