去る3月31日、第20回社会福祉士国家試験、第10回精神保健福祉士国家試験の合格発表が行われました。本学合格者は、社会福祉士54名（現役合格率35％、全国平均30.4％）、精神保健福祉士11名（現役合格率77.8％、全国平均60.4％）で、合格者数・合格率ともに昨年を大幅に上回る結果となりました。

　　*）受験者数10名以上の学校中

　

　今回の国家試験は、おおむね標準的な出題水準であったように思われますが、設問の形態として、選択肢の○か×の組み合わせの中から正しいものを１つ選ぶものがほとんどなく、５つの選択肢の記述の中から正しいもの（誤っているもの）を１つ選ぶものが多くを占める傾向にあり、社会福祉実践に必要な知識の確実な習得が求められています。

　本学では、学生の資格取得への高い意欲に応えるために、4月から翌年1月にかけて週2コマの社会福祉士国家試験受験対策講座や、学内模擬試験、夏期集中講座などを実施して、本番の国家試験を想定したきめ細かい指導を行っています。これらの講座に積極的に参加し、10か月間継続的に学習に取り組んだ学生はほとんど合格しています。

ちなみに、これら講座はいずれも現役学生だけでなく、本学既卒者も無料で受講することができます。スケジュール等詳細については福祉実習指導室までお問い合わせください。