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他大学との情報保障交流会を行いました

 平成21年2月27日に本学のノートテイクボランティア団体「MSG」が主催した情報保障についての交流会を開催しました。
 情報保障とは、聴覚に障害を持つ学生が聞こえる人と対等に講義を受けるために、大学側や学生がさまざまな情報の保障をすることです。その例として、ノートテイクやパソコンテイクがあります。
 交流会の会場は本学学生寮「和敬寮」。
 参加者は聴覚障がい学生が所属する福岡教育大学の先生と学生、福岡大学の先生と学生、聴覚障がいを持つ久留米高校の生徒、本学のノートテイクボランティア団体のMSGと学生課の職員でした。
 内容は、福岡教育大学の特別支援教育教員養成課程の太田先生に「耳の聞こえ」について講演していただきました。また、聴覚障がいの人が音楽や言葉を聞いたらどのように聞こえるのか体験をしたり、アメリカや北欧の聾学校のビデオを見たりと、とても勉強になるものでした。
講演のあとにそれぞれの大学の情報保障についての情報交換を行いました。他大学の現在の情報保障の実態や問題などを聞いて、MSGのメンバーも今直面している問題をどのように解決してゆくか、具体的なプランをたてることがこれからの課題となりました。
他大学から参加された学生の方は、初めてなので最初はなかなか話せませんでしたが、時間が経つにつれて、その場の雰囲気に慣れ、少しずつ話しをしたり、意見を出し合ったりすることができました。
 今回の交流会は初めての試みでしたが、これからもこのような企画を積極的に行って他大学とのネットワーク作りに励むよう努力してゆきたいと思います。
 一人でも多くの方のご参加をお待ちしています。
                      MSG 新留和恵
★ノートテイクに少しでも興味のある方は、
 本学学生支援センター 学生課
 電話 092-925-3515 担当:井上奈美子
                   までお問合せください。