2021年11月7日（日）に開催された第8回大野城市英語・日本語スピーチコンテストで本学アジア文化学科2年生パンジョウバム ナオビ デビ（インド出身）さんが見事、最優秀賞をいただきました。

パンジョウバム ナオビ デビさんはスピーチの中で、「日本へ留学できることが決まり、空に手が届いて雲をつかんだように嬉しかった」と述べましたが、本学に入学するころに世界中で新型コロナウィルス感染症が広がり、楽しみにしていた大学生活もオンライン授業となり友達を作るのも難しい状況となりました。そのような苦しい時期にアルバイト先の店長さんに優しく声をかけていただき救われたそうです。そしてこの困難な状況でも必ず大学を卒業するという目標を持つことができたと話されました。

最後に、苦しい時にお互いを支え合うことがとても大切で、世界中の若者がたくさん交流し、異文化の知識を身に付け、お互いを思い合う心を広く深く開き、住みやすい世界を作りたいと締めくくりました。

今学期は、ほとんどの授業が対面授業となりパンジョウバム ナオビ デビさんも大学で日本人学生や留学生と楽しそうに授業を受けたり活動に参加されている姿をみて嬉しく思います。

一刻も早く、世界中の若者たちが異文化交流を安全にできる日が来ることを願っています。

第8回大野城市英語・日本語スピーチコンテストの様子は以下からご覧いただけます。

https://www.youtube.com/watch?v=qmNSCGAu264（大野城市役所）