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博物館学芸員課程で特別講義を開催しました!

「博物館と大学の新しい関係を考える協議会」(以下、博大協)では、11月9日(木)に九州国立博物館から本田光子氏をお招きして、特別講義「赤色に見る古代人の思いと現代人の心-古代の朱丹に魅せられて」を開催しました。
 本田光子氏は、博物館科学課長として文化財保存の実践と教育研究を行い、ライフワークとしておもに弥生・古墳時代に使われた、朱や丹と呼ばれている赤色顔料を研究されています。
 今回の特別講義では、最新の博物館科学を用いて、今までわからなかった多くの事実を指摘されていました。
 古代の人々がどんな願いを「赤」にこめていたのか?という問いかけに本田氏がどのような答えをだされるのか今から楽しみです。
 学生も色を通して、古代人の思いに接近していく本田氏の語りに大変感動していました。