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公開講座「イヌと幸せに暮らす方法入門」①を開催しました【生涯学習センター】

 2016年5月14日(土)筑紫女学園大学の3401教室において、『第18回イヌと幸せに暮らす方法入門』が行われました。講師は現代社会学部教授の佐々木浩先生、獣医師の後藤治先生、家庭犬しつけインストラクターの福島みゆき先生です。

 今回の講座では、イヌに人間とのつきあい方を教える方法、イヌの健康管理の方法、イヌを飼うための基本的なマナー等について教えていただきました。

 まず、イヌと幸せに暮らすには、イヌが健康であることが大事です。イヌを家族に迎えたらワクチン、狂犬病予防注射を受けることが必要です。また、去勢や避妊から目をそらさずに話し合い、イヌがかかりやすい病気について知ることも必要です。このようにイヌの健康を保つポイントについて紹介していただきました。

 イヌと幸せに暮らすには、犬と飼い主が幸せを感じるだけではありません。周囲の人が不快を感じず、飼い主と犬をみて幸せを感じることも必要です。その幸せを実現するためには人と犬の共通言語を作り、共生しやすい行動を促す。体罰に頼らない、主従関係ではない、「信頼関係」をそだてるトレーニング法を先生たちのモデル犬もぉり君とりんちゃんに協力してもらいながら紹介していただきました。

 イヌを飼うためにはただ可愛いからという理由や主従関係だけで飼うのではなく、イヌのことを学び、イヌに人と暮らすためのルールをおしえる方法を学ぶ。さらに、イヌが地域社会に受け入れられるために必要なことを学ぶことによって、よりイヌも人間も心豊かな生活がもたらされ、より良い街になればいいなと思いました。

 次回は5月21日(土)で「イヌのしつけ方」を講義及び実技指導で教えていただき、イヌを知っていきます。

報告/人間科学部人間科学科発達臨床心理コース3年 下川寧々(公開講座サポーター)

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