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筑女「めざめ」プロジェクト@黒川温泉【産学連携事業】

8月4日(火)、本学は黒川温泉観光旅館協同組合(熊本県・北里有紀代表理事)と連携協定を締結しました。

調印式には黒川温泉がある南小国町の高橋周二町長にもご列席いただき、お祝いの言葉をいただきました。

筑女「めざめ」プロジェクト(※1)@黒川温泉は、黒川温泉の「おもてなし」の心に学び、学生の視点から同温泉について考える教育プログラムです。

同温泉は、共同体として「自然の雰囲気」をコンセプトとしたブランド化に取り組み、地域創生の先進事例として注目されています。今日では国内はもとよりアジアや欧米からも多くの人が訪れ、町ぐるみの景観保全活動や入湯手形による一体的運営など、地域づくりを考える上で豊富な経験を有しておられます。

このプロジェクトには、ビジネス、メディア、環境や観光など社会の諸事象を学び、実社会での体験を重視する「現代社会学部」(本年度新設)をはじめ、文化や外国語、ツーリズムについても学ぶ「文学部」の各学科や「人間科学部」から22名の学生が参加し、それぞれの専攻を生かした視点から黒川温泉の魅力にアプローチします。

今後は、学内での事前研修後、8月下旬に黒川温泉で2泊3日の現地体験を実施。9月には現地での体験を踏まえ、黒川温泉の今後について提案を発表する予定です。

今回の連携協定により、「社会人基礎力」の養成に係る支援体制が充実するものと期待しています。

 

筑女「めざめ」プロジェクト(※1)
本学は「自律」「和平」「感恩」を校訓として掲げており、そのキーワードが「目覚め」です。「自律」(自己への目覚め)とは、自らの人生を自ら生きるということ。自分自身の存在に向き合う中で自己中心的なありかたの過ちに気づかされているという自覚にたどり着きます。この自覚を基礎として、自ら考え、判断し、行動すること。「和平」(他者への目覚め)とは、自らと同じく、自分の周りの全ての存在をかけがえのないものとして認め、尊重しあう中に生まれるおだやかな世界のこと。「感恩」(生命への目覚め)とは、自らを支えている大いなる恵みを知り、その恩に報いたいと願いながら生きるということの大切さを説くもの。

黒川温泉HP
http://www.kurokawaonsen.or.jp/
http://www.kurokawaonsen.or.jp/photo/index.php#photo_1