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公開講座「親子で楽しむ「表現遊び」③を開催しました。【生涯学習センター】

 7月11日(日)筑紫女学園大学1号館の模擬保育室「ミトラの広場」において、公開講座『親子で楽しむ「表現遊び」』の第3日目が開催されました。講師は、筑紫女学園大学短期大学部幼児教育科の吉川暢子先生を主として、三池静子先生、黒水るみこ先生、そしてピアノ演奏として岡部明日香先生をお呼びして4名で行われました。

 この講座は3回の連続講座で、親子で「表現遊び」を一緒に遊ぶ経験から、子どもの表現を考えて行きたいという思いから企画されています。最終回となった今回は、カラーペンを使った造形遊びや絵本を使った音楽遊び、物語をつくる言葉遊びが行われました。

 はじめは子どもたちの緊張をほぐす為にどうぶつ体操をして体を動かしていきました。3回目とあって子どもたちは楽しそうに体操をしていました。緊張もほぐれてきたところで、カラーペンを使って和紙に模様を描いて「魔法の水」を掛けてにじみ絵にしました。

 次に絵本「ねこのピート」を使った音楽遊びをして、親子で「ピートのくつ」を作る製作活動が行われました。親子で一緒にピートの靴をつくっていく姿がたくさん見受けられました。製作するだけに留まらず、今度は「ピートの物語をつくろう」と題して親子でつくったピートの靴の物語を考えていきました。子どもから物語を聞き親がワークシートに記入し、順に発表をしていきました。発表の時は1人ずつ靴の名前を入れて歌を歌い、子どもたちの満足感溢れる表情がとても印象的でした。

 最後に、保護者の皆さんは三池先生の「表現について」の親講座を受講されていました。子どもたちは「ふしぎなふしぎなまほうの木」という絵本を子どもたちが木に触れたり木を揺すったりして展開を楽しんでいました。

 ピアノが入るだけで子どもたちの活動に良い影響が与えられ、ピアノの効果というものを身に染みて感じることができた講座でした。

 全3回を通し、子どもたち同士が仲良くなったり恥ずかしがっていた子が活発に活動していたり、継続された講座ならではの子どもたちの変化も見ることができたと思います。帰りも名残惜しいのか、ずっと帰らずに残っている子どもたちもいたようです。

 またこのような講座が開催されると良いなと私自身も感じました。

報告/人間科学部人間科学科人間形成専攻幼児保育コース 4年 樋口禎子

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