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公開講座「イヌと幸せに暮らす方法入門」①を開催しました【生涯学習センター】

5月10日(土)筑紫女学園大学3401教室において、「第16回イヌと幸せに暮らす方法入門」の第1日目を開催しました。
講師は、短期大学部幼児教育科の佐々木浩教授です。

この講座は、家族の一員としてイヌを飼うことを目的とした人のために開講されています。

まず、獣医師の後藤治先生から、イヌは混合ワクチンを生後一か月齢以降に3~4週間おきに2~3回反復して接種し、その後一年に一回接種して、免疫力を維持させなければならない。また、狂犬病の予防接種も義務付けられているが、発生予防に対する意識の低下により、予防接種の実施率はかなり低下している。しかし、今でも世界中で毎年五万人の命が奪われているので、毎年の予防接種を忘れないようにしなければならない。雌犬の場合、避妊手術についても考えていかなければならない。2回目の発情までに避妊手術をすると乳腺腫瘍の予防に効果があるとされており、雄犬の場合も、去勢手術をすることで大人しくなり飼いやすくなる傾向にある。手術は一歳までにした方がいい。皮膚病や外耳炎などにもなりやすいので、早めに病院に連れていき、早めの治療を心がける。などの健康管理についてのお話がありました。

その後、犬のしつけインストラクターの福嶋みゆき先生から、イヌを知りイヌを幸せにすることで自分も幸せになれる。イヌと幸せに暮らすためには、きちんと上手にしつけることが大切である。怒るのではなくしっかり褒めてあげる。上手く条件付けを使ってしつけることでお利口なイヌに育てられる。イヌを飼うことは、ペットを飼うのではなく家族が増えるという気持ちを持っておかないといけない。むやみやたらにしかりつけて何でもかんでも禁止するのではなく、できることを増やし褒めることを大切に、健康管理もしっかりやっていかなければならない。としつけについてのお話がありました。

 

そして、実際にしつけられたイヌの実践を見たことで感銘を受けました。
イヌと幸せに暮らすためにどのようにしつければ良いのか、健康管理はどうすればよいのかなどを知ることが出来、とても有意義な時間が過ごせました。

 

報告/人間科学部人間科学科人間関係専攻社会福祉コース 2年 前田楓香

 

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