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宗教教育部主催 九州仏教文化研修旅行

9月3日、4日に、仏教学研究室主催の長崎研修旅行が行われました。台風の影響が心配されたものの、長崎に着く頃には、天候は回復しており、まるで長崎が私達を歓迎している様であったことが印象的でした。

初日は、原爆資料館やキリスト教関連施設を訪れ、長崎のキリスト教の歴史を中心に学び、二日目は、亀山社中や興福寺・崇福寺を巡り、長崎の貿易文化、仏教文化を学びました。食事も卓袱料理などの長崎名物ばかりで、長崎を存分に満喫することができました。

今回の研修は、大人の修学旅行でした。私が中学時代に訪れた時とは違う視点で、新たな長崎を知ることができたからです。それはあの頃よりも大人になったからかもしれません。しかしそれだけでもありません。筑女に来て仏教について学んだからこそ、キリスト教と仏教を比較することができたのだと思います。宗教が歴史のなかで果たした役割に注目するなど、仏教を学ぶ以前の私の視点とは、少し違った角度から見ることができた奥が深い研修でした。

この濃密な研修に参加できた事について、企画・引率に関わった全ての方々に感謝しております。

(日本語・日本文学科 丹野)