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公開講座「第16回仏教文化講座」⑤を開催しました。【生涯学習センター】

7月10日(水)太宰府市いきいき情報センターにおいて、第16回仏教文化講座「ビジュアル~ブッダの歩んだ道~第5回」を開催しました。
テーマは“涅槃の地 クシナガル”で、講師は、人間科学部教授の中川正法先生です。

クシナガルとはブッダが入滅した地の名前で、今回はブッダの晩年の様子から涅槃に至るまで、現地の写真や涅槃図を使って解説されました。バーミャンの大仏が破壊されたとき、大仏の中にブッダの遺骨の代わりにお経が入っていたというお話やブッダが入滅した年代決定のための学説についてのお話では、みなさん熱心にメモを取っておられました。また、ブッダが滞在を楽しまれたヴェーサリーの写真や涅槃像の紹介、また時に笑いを誘う中川先生のお話に、みなさん終始聞き入っておられました。


私はブッダ入滅のお話を聞いて、ブッダをとても身近な存在に感じ、また今回のようにビジュアルに生涯を追うことで、ブッダや仏教に対する今までのイメージが変わりました。

全5回にわたる仏教学研究公開講座ビジュアル~ブッダの歩いた道~も今回で最終回となりましたが、悪天候の日程もあったなか、参加してくださったみなさまには深くお礼を申し上げます。

報告/文学部アジア文化学科 4年 中壽賀郁名(公開講座サポーター)

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