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公開講座「大弐高遠の太宰府詠②」を開催しました【生涯学習センター】

11月17日(土)筑紫女学園大学1号館1202教室において、公開講座「大弐高遠の太宰府詠(第2回)」が開催されました。
講師は本学文学部発達臨床心理学科教授の赤塚睦男先生です。

講座の概略:中古三十六歌仙のひとり藤原高遠は、平安時代の寛弘元年(1004)大宰大弐に任ぜられ大宰府に赴任しました。その間、彼は筑紫の地で多くの和歌を残しています。この講座では数回にわたって、大弐高遠(だいにたかとお)の太宰府詠を読んでいきます。

今回先生が主に読み解いた歌は「筑紫に下るとて詠める長歌」などで、その題名からも旅の無事を願うような気持ちが読み取れます。長歌は神に捧げた歌で儀礼的なものだったのではないかと考えられるそうです。もともと詠まれることが少なかった長歌は、平安時代以降稀になってしまったため、歌を写す人も、その長さと、写すことの必要性をあまり感じないことから正確さを欠いてしまい、どう考えても意味が合わず、写し間違いと思われる部分が有るそうです。また、言葉に飾りが多いということもあり、解読するのが大変だったと先生はおっしゃっていました。先生はそのような間違いと思われる部分に本当はこうであったに違いないという言葉を当てはめることや、単語の意味、この歌が読まれた時の時代背景、高遠の気持ちなども解説してくださいました。

この講座でどんな難しい歌でも読み解けば理解できるようになるということを学びました。

私は現代の文であったとしても難しいと思ってしまうので、古典の歌を読み解くという講座についていけるか不安でしたが、先生は歌を区切って分かりやすく工夫して解説してくださったので理解することができました。参加者の方々も先生のユーモアのあるお話をとても楽しそうに聞いていらっしゃいました。

報告/文学部日本語・日本文学科1年 弓削妃乙真(公開講座サポーター)

 

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