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公開講座「イヌと幸せに暮らす方法入門」①を開催しました【生涯学習センター】

6月2日(土)筑紫女学園大学3号館4階の3401教室にて、公開講座「イヌと幸せに暮らす方法入門」(全2回)の第一回目が行われました。

講師は獣医師の後藤治氏、家庭犬インストラクターの福島みゆき氏、そして筑紫女学園大学短期大学部幼児教育科の佐々木浩教授です。

この講座の目的は、イヌを家族の一員として飼いたい人がイヌについての正しい知識や、人と一緒に暮らすためのルールをイヌに教える方法を知ってもらい、より心豊かな時間を過ごしていけるようになってもらうことです。前半はイヌの健康管理について、後半はイヌのしつけ方について講義、実演が行われました。受講者の皆さんはメモを取りながら真剣に講義を聴き、質問も多く出ていました。

イヌを家族の一員として加えるにあたって考えなくてはならないことが、最後まで責任が持てるかということです。ワクチンや狂犬病予防の接種を受けさせたり、病気の治療を行ったり、避妊・去勢手術を受けさせたり、子犬が生まれたら貰い手を探したりと、安易な気持ちで飼えるようなものではありません。そのことを考慮せず軽い気持ちで飼ってしまうと、いらなくなった、子犬が生まれたから飼えなくなった等の人の勝手な理由で捨て、殺処分されてしまうということになってしまいます。途中で投げ出すことが無いように、家族できちんと話し合いを行うことが大切です。

家族としてイヌと幸せに暮らしていくには、人もイヌもリラックスしていられるか、イヌが社会に慣れて安心した気持ちでいられるか、飼っていない周囲の人もイヌに対して不快な思いや不安を感じることがないかということが重要になってきます。イヌとの触れあい方を知り、イヌからのサインを見逃さず、正しくしつけを行うことで、万が一非常事態などが起きた時であっても一緒に連れていける理想的なイヌと人の関係を築くことができるようになります。

レポート/文学部日本語・日本文学科3年 坂本和子(公開講座サポーター)

*次回開催は、6月9日(土)です。

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