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学生スタッフ主催「ことばのちから」という研修を行いました

2012年1月13日、学生スタッフ主催「ことばのちから」という研修を行いました。

九州大学大学院の教授、出頭則行先生を講師にお迎えして、「自分の考えや気持ちを相手に話すコツ」を教えていただきました。

大学生になると、ゼミでの発表や就職活動等、いろんな場面で「話す力」が必要になります。皆さんは、人前で、自分の考えや気持ちを、相手に伝わるように話すことができていますか?
オープンキャンパスでの受付や案内、説明会の司会等をする私達も、話す力が必要とされます。その「話す力」を磨きたいと思い、今回の研修を行いました。

最初に先生が、ある体験談を話されました。参加者の皆が、うなずいたり、笑ったり、驚いたりしていました。きっと先生は事前にその時の私達の反応が、頭に思い浮かんでいたことでしょう。

しかし、実はこの話は、作り話だったのです!
先生のストーリー性のある体験談に、すごく引き込まれましたが、これが聞き手にインパクトを与え、記憶に残す「話す力」だったのです。

その後、今度は私達がグループに分かれ、あるテーマについて意外性や具体性のある話を作り、発表をしました。
どのグループの話にも、ストーリーや現実味があって、聞いている側の頭に残るものが、出来ていました!!

まとめとして、先生から、「言葉にはどのような力があるのか」、「どのように話せば伝わるのか」、「どのようなことを意識して話せばよいのか」、という点で、以下のようなポイントを学びました。

・人と関わる時、言葉でしか伝えられない。
・“Story”があって、筋の通っている話は、記憶に残りやすい。
・話はシンプルに、文章を短くすること。(一文には一つの意味を持つため)

最後に、これから社会へ出ていく、私たちへのメッセージとして、
「仕事をしていくにつれて、自分に合った仕事が見つかっていく。仕事が自分を見つけてくれる。仕事はだんだん自分に合ってくる。」という言葉も頂きました。

自分の考えや思っていることをどのように相手に伝えるか。そして、「伝える」ということの大切さを学ぶことができた研修でした。

報告:学生スタッフ 運営リーダー 森山沙知