海外留学レポートReport from Overseas

一歩踏み出すことの大切さを教えてくれました。

Oct . 2012
 今回の海外研修は私に一歩踏み出すことの大切さを教えてくれました。一人での海外生活が初めてだった私にとって、出発前は期待感より不安の方が大きかったです。しかし、行ってみると毎日が充実しており、本当に楽しい日々でした。
 毎日は気付きの連続でした。例えば、日本の学校では先生だけ話し、生徒は聞いているという「受身型」の授業に対し、バンクーバーでは生徒たちも授業中自ら頻繁に発言しており、先生と生徒みんなで一つの授業をつくっているのだという印象を強く受けました。一方、日本の良さも再確認する事ができました。奥ゆかしさは日本人のすばらしい一面だと思います。
 そして、自分の英語力の足りなさに直面し、非常にくやしい思いもしました。生活の中で自分や相手の意見を全て英語のみで表現したり、理解することは思っていた以上に大変だと身をもって体験しました。これは、日本語の全く通じない環境に実際に行って生活してみなければ経験できない気付きだと私は思います。
 帰国後は、自分の変化を感じました。一度のみの経験でも、人は変わることができるのだなととても驚かされました。今回の研修での多くの出会いや経験を通し、たくさんのことを吸収して、私は一歩成長できたのではないかと感じています。そんな経験の機会を与えて下さった学校、そして両親にとても感謝しています。ありがとうございました。