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文学と南(5)「喜界島の文学と風土 ― 芥川賞と直木賞・安岡伸好と安達征一郎の世界 ―」
公開講座 | (1)奄美群島の文学と風土 (2)喜界島と安岡伸好・安達征一郎 |
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開催日時 | (1)10月14日(土) (2)10月21日(土) 14:00~16:00 |
内容 | 「文学と南」の第5回目。1950年代後半に石原慎太郎「太陽の季節」や大江健三郎「飼育」と芥川賞を競った喜界島出身の作家・安岡伸好。代表作「地の骨」をはじめ、文壇デビュー作「民族の城」には、近世の薩琉関係と朝鮮戦争前後の日朝関係の政治経済的歪みが見事に捉えられています。 また、同島で少年期を過ごした安達征一郎は、1970年代から80年代にかけて「怨の儀式」と「日出づる海・日沈む海」で直木賞候補となりました。彼の文学にはしばしば民族や国家や国境を無化しようとするする意識が現れています。 今回は奄美群島を出自とするこれら二人の作家を取り上げ、作品生成の磁場としての「アマミ」の特異性を考えてみたいと思っています。 |
会場 | 福岡市赤煉瓦文化館(福岡市中央区天神1-15-30) |
対象 | 一般 30名 |
受講料 | 無料 |
申込み・募集期間 | 受付は終了しました。 |
主催・講師等 | (1)松下博文(文学部教授) (2)石田里沙(安達征一郎氏ご遺族) 北島公一(郷土史研究家) 積山泰夫(喜界町教育長) 共催:福岡市総合図書館(福岡市文学館) |